商品入れ違い…先日メルカリで初めてやってしまいました。同じブランドの商品が2点同時期に売れて、出荷先を入れ違えてしまったのです。私は商品を梱包した際に、中身がわかるよう箱に商品名を書くのですが、今回は同じブランドで同じようなシャツだったため、発送の際に取り違えてしまったようです。幸い購入者がお二方とも優しく、それぞれの商品を返品して頂いてから再発送で事なきを得たのですが。今後は商品の色や形などまで詳細に書くことを徹底しなくてはと反省しました。
ちなみに返品についてはこれまで、着払いで返送してもらっていたのですが、これだと結構高くつくんですよね…シャツ一枚で900円位とか、地味に辛い。お互いに住所を教えわなくてはいけないですし。これ、先方に了解がもらえる場合は、相手方に返品送料＋手数料で出品をしてもらい、購入する→宅急便コンパクトなどの匿名配送で返品してもらう。の方が金額も500円弱で済むし、お互い住所を開示しなくて済むしで良いことづくめに思います。まあ返品してもらうような事態にならないのが一番なんですけど、何事も100%はないのでね…。
最近古着屋に行くと、ずーーっとでかい声で中国語を話し続けている人に出くわします。きっと電話かけながら転売の仕入れしてるんだろうな…と思ってたんですが、違いました。店内で動画を配信しつつ商品の転売をしていたようです。商品の棚にスマホを固定して、そこに向かって店内の商品を解説をしながらその場で売っていくスタイル。動画には購入者と思しき人たちのコメントがだーっと流れてきていて、価格交渉もその場でやるみたいです。店内の一箇所をずっと占拠して邪魔だし、自分が動画に映り込んだらなんか嫌だな〜と思いながら見てたんですが、考えてみたらめちゃ効率良い転売方法ですよね。だって配信中に売れたものだけ買えば良いんだから。普通に古着仕入れをしたら在庫を抱えるリスクがありますが、既に転売が成立したものだけを仕入れるんだから、リスクゼロ。恥ずかしがり屋さんの日本人にはなかなかできない荒技です。
んで、既に同じ男女二人組に都内の古着屋で3〜4回出くわしているんですが、店内中に響き渡る中国語が耳障りなので、もう少し小さい声でやってくんないかな〜とは思います。ビームせどりと同じで、やる人が増えてきたら店側も禁止するかもしれないですけどね。うるさい分ビームより実害がでかいし。でも大量購入してくれる良いお客さんとも言えるし、どうなのかな〜
ただこの人たちを見て思ったのは、日本国内の古着転売の美味しさに海外の人たちが気づいたら、日本の古着屋は狩り尽くされちゃうかもなって事。特に外国人だと周りの目を気にしない事が多いから、日本の転売屋よりガンガン仕入れができると思います。そうなってくると私のようにコソコソやってる気弱な転売屋はやりづらくなるなと。うーんどうしたものか。
今回はせどりの話ではなく、自分自身の話をします。最近、新卒で入社して以来10年以上働いてきた会社を辞めました。
転職するわけでもないので、なぜ辞めるのか？と聞かれるとうまく答えられません。シンプルに言えば嫌だから辞める、なのですが、では何が嫌なのか。漠然となんか嫌だな…と思いつつ転職活動をしていた時に、その答えがみつかりました。
とある会社の面接で、あなたはどんな生活がしたいですか？と聞かれた時、私はこう答えました。
『プーケットのビーチでゴロゴロしながら本を読む生活がしたいです』
数ヶ月前に旅行で行ったプーケットを思い出して、自然と出た言葉でした。
今思えばそれはどうなんだという感じですが、フランクな面接官だったこともあり本音で答えたのです。
それに対する面接官のコメントが、
『今すぐにでも、そういう生活できるんじゃないですか？』
面接官の人がどういう意図で言ったのかは不明ですが、私にとっては世界が変わるくらい、大きな一言だったんです。今すぐできる。と返されて始めて、私は自分の望みを今すぐ叶えるための行動をしていない事に気付きました。別にその場でチケットを手配して有給を取って、明日からプーケットに行ったって良いんですから。なぜかできないと思い込んでいるだけで、それは簡単に出来る事でした。そしてもう一つ、私は転職がしたいのではなく、好きな時に好きな場所でゴロゴロできる、そんな生活をしたかったのだとこの時に気がつきました。
もしかしたらそれはワガママで社会人失格、ってやつなのかもしれませんが、仕方ありません。だってそう望んでしまうのだから。
結果的にその会社とはご縁はなく、それから一年半ほど同じ会社で働いてきたわけですが。この時転職活動をして、この言葉を聞けて良かったなと今は思います。
あくまで東京近郊で私が良く行く仕入れ先の中では、ですが…モードオフが仕入れ先としては最強です。状態の良いブランド品が、とにかく安い。高めに売られているものもあるんですが、値付けの基準が曖昧なのか、安いものがめちゃくちゃ多いです。2万円弱が相場の商品が3〜4000円とかザラです。特に季節の変わり目は良いものがみつかりますね。
けどこの曖昧な値付けがいつまで続くのかはわからないです。昔ブックオフでは中古相場に関係なく安い値付けをしていた為にヤフオクやアマゾンの転売仕入の狩場になりましたが、今ではアマゾンの中古相場に合わせた値付けをしているので、昔よりせどりでの利益が出しにくくなっています。洋服についても同じ事が起こるのかもしれません。まあ洋服は本と違って、メーカーによって品番の付け方が違うのでそう簡単ではないかもしれませんが…業界全体で統一されたら、本のようにビームでせどりが出来るようになって、同じような経過を辿るのかもしれません。ブックオフみたいに古着屋でもビームせどり禁止令が出たりしてね。
まあ既に、メルカリでは品物の写真を撮るだけで予想販売価格を出してくれる機能があるので、これが商品タグの写真を撮るだけで…となったらほぼビームせどりと同じ事ですよね。もしそうなると、もう誰でもアパレルせどりが簡単に出来ちゃうので、すぐに飽和して衰退していくのかなあと思います。
そうなる前に、別の稼ぐ方法をみつけないとな。そんな事を考えたサンマルクカフェでの夕方でした。
9月の利益額が確定しました。結果は…
216,478円
九月中旬以降の後伸びがなく、正直期待より少なかったです。まあでも、先月の利益2万円を思えば及第点ですかね。ただ最近も売り上げがイマイチなので、10月が少し心配ではあります。もう少し気温が下がってくれば、単価の高いニットやコートも動いてくるとは思いますが…なかなか思ったようにはいかないものです。
古着せどりをやっていると必然的に増えてくるのが在庫です。最近まで引き出しタイプの衣装ケースとクローゼットに収納していたのですが、だんだんと収まり切らなくなり、一部屋が足の踏み場のない状態に…
みかねた家族が商品整理用の棚購入を勧めてくれました。で、買ったのがこちら。
ニトリ スチールラック LT A4 ワイド3段(DGY)
5000円くらい。ダークグレーとの事ですが、みた感じは焦げ茶に近いです。シルバーのスチールラックよりオシャレっぽくて良い感じ。こちらを二つ購入して並べて使っています。棚板の位置は自由に変えられるので、商品によって高さの調整ができます。また軽量なので、組立後に女性一人で動かす事も容易です。
使ってみた感想は…
うん、すごく良いです！
引き出しと違って商品が全て見えているので、売れた時に商品を探すのがかなり楽になりました。見た目がなんとなくお店っぽくなるのもちょっと嬉しい。在庫置場に困っている方にはおススメです。
せどりは誰にでもできる一番簡単なビジネスだと言われます。私もその通りだと思います。誰でも低資金で始められて、根気さえあれば程度の差はあれ間違いなく儲けが出ます。
が…万人におススメできるかと言うと、微妙です。それはなぜか。
まず第一に、世間体が良くないです。個人的にせどりは楽しいですし好きですが、周囲の人に胸を張って「せどりやってます！」とは言いづらいです。「個人で古着の売買やってます」とか、微妙な言い回しをしてしまいます。せどりって、言葉自体にマイナスイメージがついてると思うんですよね。何か新たなポジティブワードが出てこないものか。
そして言葉だけでなく実際店舗でせどり中の中年男性などを見かけると、あまり気持ちの良い姿ではないなあ…とも思うのです。自分も同類なんですけどね。ブックオフでホビー関連本のバーコードにビーム当てまくってる姿（最近減りましたが）とか、清潔感のない格好でレディース服を物色してる姿とか… まあ小汚い格好の人ほど目立つので、より、せどり＝気持ち悪い という印象が残ってしまうのもありますが…。
長くなりましたが、第二に。むしろこちらの方が大事なのですが、楽しんでやれるか？という問題です。世間体は置いておいて、やっていて楽しいのかどうか。楽しくないなら、やめた方が良いと思います。お金のためだけに割り切ってやる、というのもアリだとは思いますが、世間体は悪いわ楽しくもないわ…だったら、別のビジネスをやった方が良いと思います。そもそも物販では爆発的には稼げないですからね。うまくやれば普通のサラリーマンの年収よりは稼げますが、社保も退職金もないのです。専業でやるなら、自分がサラリーマンやった場合の額面年収の2倍は利益を出さないと割に合わないというのが体感です。サラリーマンで500万稼ぐ人なら、利益1000万。売上だと2500万位でしょうか？？まああくまで私個人の体感ですけども…。それにそこまで稼ぐと今度は税金が大変なことになるので、法人化するなりして節税にも手間をかけなくちゃいけません。お金の面だけで言うなら、せどりは副業に留めておくのが良いかな？とは思います。ただ仕事時間の自由は効くので、そこを重視したいなら専業もありかと。
話を戻しますが、お金で割り切ってやるか、楽しんでやるか。どちらでもない人は別の仕事した方が良いんじゃないかって事です。結局、本気でお金を稼ぎたい人と、楽しんでやれる人には敵わないと思うので。まあ始めるのは簡単なので、一度やってみて自分に合うか見極めるのは良いかもしれないですね。まずは自分が興味を持てるジャンルでやってみるのが良いと思います。いきなり高額な商材など買わなくて良いです。買っても良いけど、ネット検索だけでも最低限の情報は手に入ります。とくにアパレルジャンルは、売れる商品リストとか買わなくて良いです。なぜならリストにある商品に出会う確率が低いから。そしてアパレルは基本的にトレンドの移り変わりが早いので（ごくごく一部の定番品を除く）、リストはすぐに古くなって使えなくなります。単にブランドやトレンドの知識が欲しいなら、ファッション誌とファッション業界紙を読み漁った方が効率が良いです。まずはメルカリで高額sold商品を検索しまくって、リサイクルショップに行ってこれは売れそう！って商品を見つけたら検索しまくって仕入れまくって売りまくるだけです。これだけを半年やれば、副業で最低でも月収10万円は稼げるようになると思います。
せどりは誰でもできるけど、この「〜しまくる」が苦にならないか否かが、続けられる人と辞めてしまう人の差のように思います。単なる相性の問題だと思うので、苦になる人はさっさと辞めて、別の事を探すのが吉。なのではないでしょうか。
